連載 第5回 代表理事が語る『屋根業界が抱える3つの課題』

January 6, 2019

(当記事は2018年11月1日に行われたJRDAセミナーでの基調講演の抜粋です)

 

 

実際にドローンのフライトを体験された方はなんとなく感じていただけるかと思うんですが、「業界が抱える課題」と「ドローンの特性」の相性が非常にいいんですね。

 

ドローンがくる以前、現時点ではお客様からすると、屋根屋っていうのは大体怪しいと思われてるんですね。

  • 屋根に登ってほしくない

  • 説明聞いたとしても分からない

  • 早く調査に来て欲しい

...というようなことが、大体お客様の心情です。

 

対して業者としては:

  • 登るのは危ない

  • 説明も、専門用語が多くなりがちで難しい

  • 台風のあとなど、依頼が殺到して訪問がなかなかできない

...というような状態が現実だと思います。

 

登ることについて、すべての屋根屋が日々「危ない」と思ってるかどうかは疑問ですけれども、事故はゼロではないですね。また問合せへの対応の件についても、うち (石川商店) も今、訪問はなんとかできてるんですが、50件ぐらいの見積もりを滞納してるような状況でございます。

以下では、現在の屋根業界が抱える明確な3つの課題について説明していきます。

 

 

1. 屋根に登る危険性

 

もちろん既知だとは思うんですけれども、屋根に登るのはこういうことですよね。これは実際に僕が屋根の点検ではしごを架けて上がるところを撮影したものです。このように足場のない状態にはしごを架けて上がっていく。そこで躓いたらどうなるか... みたいな、いろんな状況であると、屋根に登る方はご存知かと思います。

 

 

テレビにも出てましたが、実際に転落事故っていうのは年間に800件、死亡者数は40名という形で出ております。たぶん数字になっているよりも、もっと数はあるんじゃないかと推測しております。

 

 

 

2. 屋根の細切れの写真では状況を理解しづらい 

実際に屋根に上がって写真を撮るんですけれども、いくら俯瞰して引いた状態で写真を撮ったとしても、屋根の一面を1枚の写真に撮れるか撮れないかっていうような視野が限界だと思います。その写真を細切れに使って説明したとしても、実はお客様があんまり理解できてない可能性が高いということを知りました。

 

 

3. 災害時に問合せが殺到してしまう

災害時には多すぎて対応できないっていう部分もあります。これはTwitter、SNSの反応の一例です。

ドローンで見てほしいとか早く来て欲しいとか、そういう要望が多々出ているという状況です。多い会社だと一気に3000件とかの案件を抱えてしまうようなこともあります。

より詳しい内容は、基調講演の記録動画を御覧ください。

 

 

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