連載 第8回 代表理事が語る『住まい手が業者に騙されないために』その2

January 27, 2019

(当記事は2018年11月1日に行われたJRDAセミナーでの基調講演の抜粋です)

住宅の点検でドローンが当たり前に使われる時代に移り変わろうとしていく中で、これから必要になるものがあります。大きく分けると2つです。特に消費者の方に知っておいてもらいたいところは次の2点です。この2点が、ドローンの登場と同時に新しく必要になってくるんです。

  • ドローンは何ができる道具なのか

  • どんな会社に依頼をかけるべきなのか

この記事では2点目について説明します。1点目についての説明はこちらを御覧ください。

 

なぜ業者について知る必要があるのか?

 

実はほとんどのお客様は業者の言いなりになってるんですね。それを示す面白いデータを紹介します。下のグラフは、横軸が年数で縦軸が件数 (割合) です。新築から何年後にリフォームをしたかという図で、京都大学の環境科学センターの教授が調べたデータです。ちなみにこれは瓦屋根の住宅に限ったデータです。

 ここから分かるのは:

  • 新築直後はリフォームをしている

  • 数年経過して以降は、10年目までほぼ何もしない

  • 10年目以降に、またちょびちょびやり始める

先程のデータは瓦屋根のデータでしたが、実はスレートも金属になるともっと顕著に出るんです。

これに、何か思い当たる節がないでしょうか?一般的に、住宅には「10年点検」というものがありますよね。ほとんどの人は、その時まで屋根を放ったらかしにしてる。最初の数年に起きている工事は、新築のときの初期不良ですね。それはあったときだけ工事をやっている。

 

そこから先、少なくとも9年は放置しているっていうのが今の現状です。そこから先は点検したついでに「塗装したほうがいいですよ」と言われると塗装する、みたいな形の業界でございます。それが現実だと僕は思ってます。

消費者の方の実態がこのような状態で、詳しく業者について知らない人は損をしている可能性すらある状態なんですね。特に象徴的な話なんですが、これからはドローン片手に営業かけてくる業者が出てくるんじゃないか、みたいな話がSNS上ではつぶやかれております。なので消費者が正しい業者を見分けられるコツ・知識というか、ツボが必要なんです。

より詳しい内容は、基調講演の記録動画を御覧ください。

 

 

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